BLUE School Designが運営する、冒険教育の場「ブルースクール」が3月20、瀬戸内町でプレ開講しました。関西を中心に本土の4歳から25歳まで10人が参加。2泊3日の日程でマリンアクティビティ(海を楽しむ活動)や海岸のごみ拾いなどを通して、海の豊かさや環境問題について学びました。
同スクールは同町西方地区の活性化、環境と科学技術から「生きるチカラ」を学び、自己管理能力のあるアクティビスト(活動できる人)を育てることなどが目的。
1、2月には地元の中高生を対象にテストスクールを開催し、今回初めて島外の子どもたちに参加を呼び掛けた。2020年度中の本格開講を予定しています。
講師には一般社団法人のあっく自然学校代表の高井啓太郎さん、一般社団法人72時間サバイバル教育協会代表理事の片山誠さんを招きました。
21日午前は西古見でビーチコーミング(漂着物を収集したり観察したりする)とプラスチックごみ拾いを通して環境問題について学び、午後からは清水でシュノーケリングやスタンドアップパドル・サーフィン(SUP=サップ)、全体が透明なクリアカヤック体験などを楽しみました。
参加した梶本明日香さん(9)=大阪府高槻市=は「奄美大島は初めて。SUPに乗ることができ楽しかった。ビーチコーミングでは、こんなにきれいな海なのに、ごみがたくさんあることにびっくりした。ごみがなくなってほしい」と話していました。
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